岐阜県の飛騨地方に位置する高山市。
日本三大朝市の1つ「宮川朝市」が開催されていることで有名です。
また、アニメ映画「君の名は」で聖地巡礼する観光客が急増中。
もともと活気のある朝市ですが、映画効果もあり大変賑わっています。
ここ宮川朝市でしか手に入らない手作り雑貨や、
特産品・地場野菜等といったワクワクする商品や温かい地元商人との出会いが待っています!
日本三大朝市について
我が国には「日本を代表する三つの○○」と番付して
「日本三大○○」としているものが沢山あります。
例えば、温泉・名城・夜景・秘境・祭・珍味・・・等々が番付されています。
しかし、その番付基準はとても曖昧。
実際に統計を取って公式に決定している番付は少ないと思われます。
日本三大朝市も人よって認識がまちまちです。
日本三大朝市は「勝浦朝市」、「宮川朝市」、「輪島朝市」の三ヶ所とすることが多いですが、
宮川朝市を外し「呼子朝市」を並べ三大朝市としたり、
その四ヶ所で”日本四大朝市”とする場合もあります。
先も言いましたが、公式公認の他は番付基準が曖昧なので何が「正解・間違い」とは言い切れません。
ここでは、宮川朝市を三大朝市の1つとして紹介します。
宮川朝市の歴史
宮川朝市は江戸時代中頃から始まったそうで、
当初は米・桑・花などの市場でしたが、明治中頃から野菜なども並び「朝市」と呼称されるように―…。
これまで場所を転々としたそうですが、戦後から現在の場所に定着。
仮設店舗では、伝統の野菜・漬物や味噌等の加工食品、
手作り雑貨・民芸品・花・カフェ・ホットスナック等々・・・多種多様な商品が販売されています。
50店以上の仮設店が並んでいます。さらに、飛騨高山の地に根付いて頑張っている方々が新規出店されているそうです。
開催場所はどこ?
所在地 | 岐阜県高山市下三之町 |
高山駅からは、高山駅北交差点を東に「国分寺通り」を行けばたどり着きます。
朝市の通りには看板もありますし、
鍛冶橋から弥生橋までの宮川沿い、約350mの小道に白い仮設店舗が沢山並んでいるので目印になります。
営業時間や定休日は?
営業時間 | 4月~12月 | 7:00~12:00 |
1月~3月 | 8:00~12:00 | |
定休日 | 年中無休 |
筆者の地元で開催されている人気の朝市は毎週土日のみの開催でしたが、
宮川朝市は年中無休で毎日開催されています。どれほど壮大な規模なのかが分かります・・・さすが日本三大朝市です!
とは言っても、天候によっては出店をお休みされるところもあるので、
天気が荒れている時は店と店の間に広い空間が空いていたりします。
朝市通りにズラ~~~っと並ぶ白い仮設店舗と、
そこに集まるお客の賑わいを肌身に感じたい方は、
ベストな天候・日時を選択すると良いと思います。
筆者にとってベストな時間ですが・・・
冬場は9時~10時頃。雪や寒さでどうしても客足が遠のくので多少ゆっくりでも良いと思います。
逆に夏場は開店と同時の7時。日の出が早く、早朝から活発になるのでに早めに行くのがベスト。
・・・人それぞれでですが、一応、筆者のオススメ時間でした。
お得な駐車場は?
宮川朝市専用の駐車場というものはありませんが、
有料の市営・公営駐車場、民間駐車場が近隣に数十箇所あります。
市営・公営駐車場 | ||
普通乗用車 | 8:00~20:00 | 20:00~8:00 |
30分 150円 | 1時間 50円 | |
バス | 8:00~17:00 | 17:00~8:00 |
1時間 1,200円 | 1時間 300円 |
※民営駐車場は、20分100円や60分300円、最大料金の設定など様々な価格で利用できます。市営公営の駐車場と同じで、宮川朝市など観光地に近いところほど駐車料金が高騰します。
どこの観光地も同じですが、観光地に近い駐車場から満車に・・・。
すると、駐車場付近は必然的に渋滞が発生し身動きが取れなくなります。
そのまま順番待ちするのもよいでしょうが、こっそり得情報をお知らせ。
●早く駐車場にとめて観光したい!
●歩くのは苦じゃない!むしろ好き!
という方は・・・宮川朝市から遠い駐車場を狙うと良いですよ。
時間帯やタイミングによりますが、遠いところは比較的駐車しやすいし、
観光地からも距離があるので出庫時に渋滞回避出来ます。
因みに・・・宮川朝市から駐車場までの徒歩での所要時間について
飛騨高山宮川朝市協同組合によると、
市営駐車場 | 所要時間 |
天満駐車場 | 徒歩30分 |
神明駐車場 | 徒歩20分 |
花岡駐車場 | |
空町駐車場 | 徒歩15分 |
えび坂駐車場 | |
不動橋駐車場 | |
広小路駐車場 | 徒歩10分 |
弥生橋駐車場 | 徒歩3分 |
かじ橋駐車場 | 徒歩2分 |
徒歩30分は離れすぎ・・・でも大丈夫です。遠く離れていてもバスが運行しています。
駐車場最寄のバス停からバスに乗ってしまうのも1つの方法です。
筆者は一番遠い「天満駐車場」に駐車して歩きました。
ゆっくりあるいて20分程。
住宅街を抜けるのですが、伝統建築の民家が点在していて感動しながら歩いていました。飛騨高山の空気を感じながら歩くのもよいですよ。
●高山市のシンボル的川「宮川」
高山市のど真ん中を南北に流れる高山市のシンボル的川「宮川」。
川辺に降りて水のせせらぎを聞きながらゆったり過ごすことも出来ます。
朝市で購入したコーヒーや飛騨牛串やアイス等の名物を食べて寛ぐ人もいました。
綺麗な川に大きな鯉が優雅に泳いでいて癒されます。
宮川朝市は、季節折々の野菜や工芸品とうが並ぶし、新規店舗もあるかもしれないので、何度訪れても楽しめると思います。
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