岐阜県の西濃にある揖斐郡大野町に、岐阜県内56番目の「道の駅」が2018年7月11日に開業しました。なんと、売り場面積が県内最大規模(※2018年7月現在)だそうです!
全国で、岐阜県は北海道に次いで2番目に道の駅が多い県です。その中でも、西濃地方は中濃・東濃・飛騨と比べると道の駅数は充実してるとは言えません。
来年は、道の駅近くに東海環状自動車道大野・神戸インターチェンジ(仮称)が開通予定なので、今回の道の駅開業は地域の方々はもちろん遠方からの車利用者にも、地域と通行人を繋ぐ”一般道路のオアシス”として大変期待されています。
オープン前から多方面から大注目のパレットピアおおの。夏休み前という事も相まって、各メディアでも連日取り上げられ大盛況。ということで、道の駅や直売所に目がない筆者、さっそく道の駅パレットピアおおのに行ってみました。
パレットピアおおの
名称 | 道の駅パレットピアおおの |
所在地 | 岐阜県揖斐郡大野町下磯 313番地2 |
電話番号 | 0585-34-1001 |
営業時間 | 地域振興施設 9:00 ~ 18:00 レストラン 11:00~15:00 子育てはうす ぱすてる 10:00~16:00 |
定休日 | 無休 24時間利用可
子育てはうすぱすてる:水曜日、祝日の翌日、年末年始(12月28日~翌年1月4日)は休館日 |
駐車場 | 小型 236台
大型 10台 バイク 9台 |
面積 | 27,130㎡ |
公式URL | http://www.dynac-japan.com/michinoeki-ono/
(指定管理:ダイナック) |
関連リンク | 彩りあざやか岐阜おおの 岐阜の道の駅(岐阜県公式HP) |
道の駅「パレットピアおおの」の紹介
当駅は国土交通省道路局長により「道の駅」に登録されたものです。(平成29年4月21日登録)
大野町と岐阜県により一体型として整備された道の駅で、休憩・情報発信・地域連携・公共交通・子育て・防災など多機能を併せ持つ施設です。
敷地面積約2万7千㎡は岐阜県最大規模で、新鮮な農産物、地産地消にこだわったレストランやベーカリーが楽しめ、子育て支援施設「子育てはうすぱすてる」も併設されています。
直径約60mの円形屋根付回廊「Oリング」が特徴的で、のびのび遊べる芝生のふわふわ広場や築山のもくもく広場の整備されています。
出典:道の駅パレットピアおおの案内掲示板
駐車場
駐車場は250台(小型236台、大型10台、バイク9台)で、入口は北入口と南入口があります。北東側の駐車場は「子育てはうす ぱすてる」専用駐車場になっています。
岐阜方面(東)からくる場合は「下磯交差点を右折」して北入口から入ります。(中央分離帯があるので南入口を右折して入ることは出来ません。)
駐車場の留意点で、駐車場の一部が「洪水調整池」を兼ねているそうです。道の駅で車中泊される方は特に要注意ですね。(下磯交差点側、道の駅駐車場敷地の南西の一角です。)
Oリング
道の駅を見ると、地域振興施設前にあるふわふわ広場の”円型屋根付き回廊”と”芝生”が印象的です。
この回廊は、大野(ONO)の『O』をモチーフにした「Oリング」と呼ばれる回廊だそうですよ。
また、Oリングの内側の”ふわふわ広場”の芝生は、地元の親子さん達約740人で植えた地域への思いの詰まった芝生です。
地域振興施設
みのもんや(直売所)
施設中央の入口を入って右手が直売所等になっています。
岐阜県特産品や地元の名産品・加工品等、サービスエリアのような品揃えです。
直売所も新鮮な旬野菜が陳列されています。お土産では、メディアに取り上げられた影響もありバームクーヘンが人気のようですよ。
kakinoki
施設中央入口を入って正面には『柿の木』(カフェ・パティスリー・デリカテッセン)があります。
カフェ、パティスリー、デリカテッセン全て同じカウンターで注文・購入します。
カフェメニューを注文した場合は向かって左手のカウンターで受取ます。お箸やおしぼり、スプーン等は受取カウンターにてセルフとなっていますので、ご入用の方は取るのをお忘れなく!
デリカテッセン
地元野菜を使用したお惣菜を扱っています。
酒まんじゅうや飛騨牛コロッケ、ジビエコロッケ、から揚げなどが並んでいます。
左:いの男爵コロッケ 280円(税込み)
右:鹿ポルチーニコロッケ
こちらで推しの「清流ジビエ、至福の天然食材、岐阜大野の宝」とうたっているコロッケを二種類購入してみました。どちらも、ゴロっとした粗挽きが入っていました。
カフェ・パティスリー
地域のお菓子屋さんの和洋菓子を扱っています。素材も地元の農産物を使用しています。
揖斐郡といえば「揖斐煎茶」が名物。ここでもソフトクリーム「揖斐煎茶ソフト」を購入してみました。舌触りはジェラートに近く甘さ控えめ。抹茶の香りが口の中で優しく広がります。
こねり
国産小麦100%・天然酵母を使用した焼きたてパンが並んでいます。こちらも少々複雑ですが、地域の洋菓子屋さんやパン屋さんの商品も並んでいます。こちらのベーカリーコーナーにある商品は全て「こねり」さんのレジでお会計します。
SAITA BARAS
地元野菜を使用したレストラン・サイタバラスさんです。パンは隣接の「こねり」さんの焼きたてパン。そのパンと飲み物はお替り自由。
メイン料理4品から一品選び、サラダ・デリ1品と、パン・ドリンク食べ飲み放題がついて1,000円~のレストラン。
地元野菜のスープやパスタもよいですし、この土地だからこそのジビエ料理も気になるところ・・・季節によってメイン料理が変化すると思うので季節毎に訪れて全品制覇したくなります。
↓注文の流れ↓
注文の流れは
- レジで選んだメイン料理を注文する。
- レジ横にて「パン・デリ・サラダ」を受け取る。
- 飲み物はドリンクバーで取る。
- テーブル着席。
- メイン料理は席に持ってきて貰える。
という流れになっています。
レストランの入口に予約票がありましたが、11時前には予約が埋まっていました!
因みに、営業時間は11:00~15:00でラストオーダーは14:00となっています。
トイレ 情報館
トイレ、インフォメーション、自動販売機、休憩所、喫煙所(館裏)があります。
↓「アユカ」チャージ機が設置されています。その奥にお手洗い。
↓インフォメーションと岐阜県内情報フリーペーパー設置
↓こちらのラックにも岐阜県内情報のフリーペーパー。
木製や畳のベンチが設置され空調もきいているので、大野町界隈についての情報をゆっくり調べることが出来ます。
子育てはうす ぱすてる
開館時間 | 10:00~16:00 |
休館日 | 水曜日、祝日の翌日、年末年始(12月28日~翌年1月4日) |
対象者 | 在住地を問わず、0歳から小学6年生までの子どもと保護者等
※利用時は保護者等同伴必須。 |
施設内の壁や床、棚など家具は温もりのある木で内装統一されています。
エントランスを抜けると建物中央に広々とした「キッズルーム(四季の実)」が。大野町の”古墳・柿・バラ”を取り入れた空間になっています。大きな木製室内遊具があり雨天でもダイナミックな活動が出来ると思います。
お手洗いも、トイレトレーニングの出来る支援しやすい解放的なトイレや、マスターしたお子さん向けの個室もあります。
他には、隠れ家的な雰囲気を持つ「図書ルーム(いろどり)」や、「乳児ルーム(にじいろ)」「授乳室」、更には「食事ルーム」まで設置されています。食事ルームは11:30~13:30まで開放。ただし、土日祝日及び長期休暇期間は閉鎖です。
「調理室」では親子で調理体験をしたり、年齢に応じたおやつ作り教室なども催されるようです。
まとめ
出発が遅れてしまい道の駅には10時前に到着しました。それでも9時開店なので空いてるかと思いきや、駐車場は9割方埋まっていました。11時には満車になっていて、空き待ちの車で場内は大変混雑していました。
店内も、商品が充実しているので賑わっていましたし、カフェスペースも満席。地場野菜も新鮮ですし、冷蔵商品も生肉やお漬物・乳製品などの加工品がギュっと陳列されていて、一品ずつじっくり見てまわると1時間では足りないくらいです。さすが、県内最大規模の売り場面積なだけあります。
お土産などのお菓子のコーナーにも、地域の魅力的な商品が沢山並んでいます。アメジストやルビーのような水まんじゅうにジビエカレー、特産品の柿商品・・・etc。
道の駅の醍醐味はこれですよね。独自に調べて一軒一軒お店を廻るのは大変ですが、道の駅では、地域の洋和菓子屋さんのピックアップ商品が並んでいるので、新たな出会いで知らなかった世界と繋がります。
買ってくれば良かった・・・という後悔が残ったので、また足を運んで大野町を散歩したいと思います。皆さんも、道の駅「パレットピアおおの」でその地域との新たな出会い・発見をしてみませんか?
以上、岐阜県内最大規模の売り場面積を誇る56番目の道の駅「パレットピアおおの」のレポートでした。
岐阜県の西濃地方を訪問されれるならこちらの記事もオススメです。
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